日本第二の都市である横浜では、身近な人同士の貸し借りは一回限りで15〜20 %の上限内なら認められます。一方、反復して貸す人は神奈川県知事か関東財務局の登録簿に載っていなければなりません。
港と通勤者の街、人口370万人
神奈川県の県庁所在地である横浜には約370万人が暮らしています。その多くが東京に通勤し、一人分の給料に頼っているため一時的な資金需要が生まれ、偽の貸し手がネット上でそこにつけ込みます。
地元の貸金業者は神奈川県知事の登録簿へ
すべての営業所が神奈川県内にある貸金業者は県知事に登録します。それ以外の場合は東京都も管轄する関東財務局への登録となり、どちらの登録簿も金融庁(FSA)の公開検索で確認できます。
みなとみらいから戸塚まで共通の上限金利
横浜で結ぶ個人間の貸し借りには、地域独自のルールはなく、全国共通の利息制限法の金利が適用されます。隣の首都と比べたい方は、東京の個人間融資のページをご覧ください。
中華街の商店と家族間のインフォーマルな貸し借り
中華街周辺の多くの家族経営の店は、親族や共同経営者の間で資金を融通し合っています。金額、返済期日、利息の有無を書面にしておくと安心です。証拠がなければ、横浜の裁判所で争いになったときに判断が難しくなります。
横浜市消費生活総合センター
横浜市消費生活総合センターは、借金、契約、訪問販売などをめぐるトラブルの相談を受け付けています。横浜に本部を置く神奈川県弁護士会も、多重債務や違法な借金についての相談を行っています。
外国人住民と撮影された在留カード
中区や鶴見区には外国人住民が多く暮らしています。詐欺師は審査のためと言って在留カードの写真を求め、それを口座開設に悪用します。この手口はSNSを使った融資詐欺のページで説明しています。
偽の公証人と融資実行前の手数料
資金の実行を担当するという公証人や弁護士を登場させ、登録費用を求める手口が繰り返されています。日本の本物の公証役場は公定の手数料表に従って証書の費用を請求し、個人口座への振込を求めることは決してありません。
神奈川の親子間の貸し借りと税務署
横浜の親が子の住宅購入の頭金を出し、返済がまったくなければ、税務署は贈与とみなすことがあります。年間110万円の基礎控除は受け取る人ごとの枠で、それを超えるなら契約書と返済計画を用意したほうが安全です。
給料ファクタリングと派遣労働者を狙う詐欺
港の物流エリアや隣の川崎では、派遣労働者に給料ファクタリングの勧誘が届きます。金融庁はこの仕組みを金銭の貸付けとみなしており、差し引かれる手数料は利息制限法の上限を大きく超えることが少なくありません。
不動産クラウドファンディングと神奈川の投資家
横浜の住民の中には、不動産会社への貸付けを仲介するプラットフォームに貯金を預ける人もいます。こうした仲介業者は第二種金融商品取引業者として登録されている必要があり、異常に高い利回りや未登録のサイトは危険信号です。
神奈川県警と相談専用電話#9110
神奈川県警察は違法な貸付けや取り立ての嫌がらせについての届出を受け付けています。相談は#9110、脅されたら110番に電話し、やり取りの記録、振込先の口座番号、振込の控えを保管してください。
通報して二次被害を防ぐ
偽の貸し手に一度お金を払った被害者には、資金の回収をうたって新たな手数料を求める話が続いて届くことがよくあります。取るべき手続きは個人融資詐欺の通報方法のガイドで確認できます。
横浜でお金を貸す・借りるときのおすすめの手順
- 相手を正確に確認し、反復して貸す人であれば神奈川県または関東財務局への登録を調べます。
- 円建ての金額、法律を守った金利、各回の返済日、遅延損害金を書面にします。
- 契約金額に応じた収入印紙を貼ります。貼らないと過怠税を求められることがあります。
- 貸し手本人名義の口座から銀行振込で送金します。
- 税務署への説明に備えて、返済計画表と毎回の返済の証拠を保管します。
- 不安があれば、神奈川県弁護士会や消費生活センターに相談の予約を入れます。
横浜での費用の目安
| 項目 | 目安の金額 | 補足 |
|---|---|---|
| 個人間の上限金利 | 100万円以上は15 % | それより少ない金額は18 %または20 % |
| 80万円の契約書の印紙 | 1 000円 | 収入印紙の税額表による |
| 贈与とみなされた場合の贈与税 | 年110万円を超える分に適用 | 親族関係と金額による |
| 市の相談窓口 | 無料 | 横浜市消費生活総合センター |
| 偽の融資実行手数料 | ほとんどの場合戻らない | すぐに通報 |
横浜で用意する書類一式
- 日本の身分証明書または在留カード
- 区役所で発行された住民票
- 署名し印紙を貼った金銭消費貸借契約書
- 日付入りの返済計画表
- 最初の振込が確認できる銀行の取引明細
- 借り手の収入証明書
横浜で見られる危険信号
- 融資の実行前に、個人名義の口座へ手数料を振り込むよう求める横浜の自称公証人。
- 神奈川県や関東財務局の登録番号が書かれていないSNSアカウントの融資の誘い。
- 近所のコンビニで買ったプリペイドカードでの支払いを求められること。詐欺師が好んで使う方法です。
- マンション購入のための家族間の貸し借りを書面なしで進め、親が贈与税のリスクを負うこと。
- 横浜で失ったお金を取り戻すと言って、再び手数料の前払いを求める回収業者。
横浜の住民がよく尋ねる借金と融資の疑問
神奈川県の貸金業者登録簿は東京とは別ですか?
地元の業者についてはそのとおりで、知事ごとに登録簿を管理しています。複数の都道府県に営業所を持つ業者は、東京と神奈川を共通で管轄する関東財務局の所管です。ただし金融庁の検索システムでまとめて確認できます。
勤務先は東京で住まいは横浜ですが、どこに届け出ればよいですか?
住んでいる地域の警察、つまり神奈川県警察に届け出るか、担当部署につないでくれる#9110に電話してください。横浜市消費生活総合センターでも契約について助言を受けられます。
横浜で住まいを買うための家族間の借金に税金はかかりますか?
契約書があり定期的に返済している本当の貸し借りは贈与ではありません。そうした証拠がないと、税務署は年間の基礎控除を超える部分に贈与税を課すことがあります。送金前に税理士に書類を確認してもらうこともできます。
不動産クラウドファンディングのサイトは安全ですか?
元本割れのリスクがあり、金融庁から処分を受けた事業者もあります。運営会社の登録、担保の内容、途中解約ができるかどうかを確認してください。途中解約はできないことが多いです。
