無期雇用契約(CDI)がなくても、不規則な収入を理解してくれる身近な人からなら個人間融資を受けられます。現実的な返済予定、署名した書面、できれば保証人や勤務期間に合わせた返済を用意しておくことが条件です。
銀行が有期雇用(CDD)の人を断りがちな理由
信用機関は消費法典L312-16条により借り手の返済能力を確認しなければならず、CDIの安定性を重視します。そのため、有期雇用契約(CDD)、派遣、試用期間中の人は、融資を断られることが多くなります。
短期契約の人を見る個人の貸し手の基準
個人の貸し手は、FICP(フランスの個人信用延滞登録簿)も銀行の信用スコアも利用できません。判断材料は書類です。職種での経験年数、過去12か月の就業の継続性、手元の貯蓄、契約の切れ目にも返済できるかどうかを見ます。
派遣社員と連続する派遣業務
派遣社員は、派遣会社が発行する就業明細と給与明細を提出できます。派遣社員向けの個人間融資のページでは、毎月の返済額を派遣の終了時期やそのときに受け取る手当に合わせる方法を紹介しています。
CDDで働く人:契約終了に先回りして備える
CDDで働く人は契約の終了日を知っています。返済予定には、France Travail(フランス雇用庁)から失業手当を受け取る期間を組み込んでおくべきです。具体的な場面は、有期雇用で個人から借りる場合の項目で詳しく扱っています。
季節労働者、臨時スタッフ、非常勤講師
アルプスのスキー場や海辺の季節労働者、ホテル業の臨時スタッフ、教育分野の非常勤講師は、収入が数か月に集中します。繁忙期に多めに返す柔軟な返済方法は、誤解が生じないよう契約書にはっきり書いておきましょう。
保証で貸し手を安心させる
CDIで働く親や年金生活の親が、書面で保証人になることができます。2021年の担保法改正以降、民法典第2297条は、自然人の保証人が保証する金額を数字と文字で自ら書き込むことを求めています。
伴走型の個人向けマイクロクレジットという支え
通常の融資から外れた人は、CrésusやSecours catholiqueなどの団体が審査し、社会統合基金が保証する個人向けマイクロクレジットを申し込めます。マイクロクレジットと連帯融資のページでこの制度を紹介しています。
変動する収入に合わせた契約書
契約書には、派遣の空白期間に返済を止め、最終期日を後ろにずらす条項を入れることができます。金額、書面で定めた金利、各回の支払日、再交渉の手順を明記し、双方が各ページにイニシャルを書き入れましょう。
不安定な雇用でも税務上の義務は同じ
雇用形態によって税のルールは変わりません。5 000 €を超えれば、借り手は所得申告に2062様式(フランスの借入申告書)を添付します。利息がある場合は、借り手の雇用契約の種類にかかわらず貸し手の側で課税されます。
不安定な働き手を狙う融資の勧誘
詐欺師は短期契約の人が銀行に断られやすいことを知っていて、FacebookやLeboncoinに「CDIなしでも融資OK」という広告を出します。偽の承認の後で保険料や公証費用を求めてくるので、詐欺的な貸し手の見分け方を確認してください。
家族、派遣会社、給与の前払い
見知らぬ人を探す前に、家族や友人、次に派遣会社に相談しましょう。派遣労働社会活動基金は、派遣社員の住まいや移動を支援しています。すでに働いた分の給与については、前払いを申し出ることもできます。
派遣が途切れて返済が苦しくなったら
仕事が止まったら、すぐに貸し手に知らせ、新しい返済予定を書面で提案しましょう。借金全体が手に負えなくなった場合は、個人間の債務も含めて、Banque de France(フランス銀行)の過剰債務委員会に申し立てることができます。
不安定な契約で個人融資を受ける手順
- 直近12か月の給与明細、就業明細、課税通知書を集め、収入が続いていることを示しましょう。
- 契約も満額の手当もない期間でも払い続けられる月々の返済額を計算します。
- 貸し手に、保証人か、勤務期間に応じて調整できる返済方法を提案します。
- 金額、期間、書面の金利、返済予定、空白期間の猶予条項を記した契約書に署名します。
- 資金は本人名義の口座への振込で受け取り、現金送金サービスや暗号資産は使いません。
- 借りた額が5 000 €を超えるなら、2062様式で契約を申告します。
CDIなしで個人から借りるときのコスト
| 要素 | おおよその水準 | 知っておきたい点 |
|---|---|---|
| 個人間の金利 | 0 %または合意した金利、高利基準以下 | 利息を求めるには書面が必須 |
| 伴走型の個人向けマイクロクレジット | 提携銀行が決める金利(目安) | 団体と一緒に書類を作成 |
| 保証契約書 | 私署証書なら無料 | 保証人の自筆の記載が必要 |
| 契約書の登録 | 定額125 €(目安) | 任意 |
| 見知らぬ相手が求める「保険料」 | 支払った額を失う | 偽融資詐欺の典型 |
CDIがないときに役立つ証明書類
- 身分証明書またはパスポート
- 現在と過去の派遣契約書やCDD契約書
- 直近3か月分の給与明細
- 最新の課税通知書
- 手当を受給している場合はFrance Travailの受給証明書
- 保証人が署名した保証契約書
- 金銭消費貸借契約書と返済予定表
- 本人名義の口座情報(RIB)
短期契約で借りる人によくある失敗
- 「CDIなしでも融資確約」とうたうサイトを信じること。まともな貸し手は、状況を確かめる前に承認を約束したりしません。
- プリペイド式クーポンやギフトカードで融資実行の手数料を払うこと。追跡できない支払手段は詐欺の証拠です。
- 一番稼いだ月を基準に返済額を決め、最初の空白期間から払えなくなること。
- 見知らぬ「貸し手」に口座情報と給与明細を渡すこと。なりすましに再利用されるおそれがあります。
- 身近な人との間で書面を省くこと。収入が急に減ったとき、返済条件の見直しが難しくなります。
CDIなしの個人融資についての質問
派遣社員でも個人からお金を借りられますか?
はい、個人が派遣社員にお金を貸すことを禁じる規則はありません。貸し手は1年を通じた就業の継続性を見るでしょう。空白期間を考慮した書面の返済予定と保証人があれば双方が安心でき、金額が大きいときは公証人や法律家に確認してもらいましょう。
貸し手はCDIを条件にできますか?
貸し手は基準を自由に決め、理由を示さずに断ることもできます。しかし、申し込みを検討するという名目で前払いを求めることはできません。資金を渡す前に手数料を要求されたら、どんな理由を挙げられても詐欺の試みとして扱うべきです。
CDIの試用期間は個人の貸し手に評価されますか?
銀行は試用期間を不安定な雇用と同じように見ることが多く、契約を自由に解消できるからです。個人の貸し手はもっと柔軟なことがあり、同じ職種での経験年数と非常時の貯蓄を示せれば、なおさらです。
借入の途中で派遣の仕事を失ったらどうすればよいですか?
早めに貸し手に知らせ、返済の延期や一時的な減額を書面で提案しましょう。署名した変更合意書があれば争いを防げます。借金が重なってきたら、Crésusのような団体の支援やBanque de Franceへの申し立ても検討できます。
