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会員や身近な人が自分の協会に資金を貸すとき

会員や身近な人が自分の協会に資金を貸すとき

1901年法に基づくフランスの協会は、定款が認め、権限ある機関が承認すれば、会員や個人からお金を借りられます。融資は書面にし、協会の口座で受け取って会計に記録し、5 000 eurosを超える場合は申告が必要です。

届出済みの協会が持つ法的能力

県庁に届け出て、Journal officiel(官報)に公告された協会は法人格を持ち、口座の開設、契約への署名、借入ができます。届出をしていない事実上の協会にはそれができず、その場合は会員が個人として責任を負うことになります。

借入を決めるのは理事会か総会か

協会を代表して義務を負う機関は定款で定められています。明確な条項がなければ、総会で決議しておくと取引が安全になります。会長と書記が署名する議事録には、金額、貸し手、合意した返済条件を記載します。

創立メンバーが貸し手になるよくある例

スポーツクラブの立ち上げ資金を創立者が立て替えることはよくあります。その人が理事会の一員なら、自分に関わる契約を一人で可決してはいけません。透明性を保てば、監査や解散の際に利益相反を指摘されずに済みます。

法人名義で契約書を作成する

契約書には、協会の名称、RNA番号(協会登録番号)、所在地を記し、会長が代表すると明記します。返済予定と利率も書き込みます。一般的な作成方法は個人間融資の契約書のページで説明しています。

非営利団体への無利息融資と利息付き融資

最も多いのは無利息の融資で、運営の非営利性を守ることにもつながります。利息を付けるなら妥当な水準にとどめ、書面で定めます。役員に過大な報酬が支払われると、協会の税の免除が見直されるおそれがあります。

融資の申告と協会会計での扱い

5 000 eurosを超える融資は、原則としてformulaire 2062(フランスの融資申告書)で申告します。債務は貸借対照表の負債や、総会に示す資金管理表に記載されます。会計担当者は契約書、振込記録、各回の返済記録を保管します。

債権放棄と税額控除用の領収書

貸し手は返済を受けないと決めることができ、その放棄は寄付として扱われます。公益性のある協会なら、所得税の控除につながる領収書を発行できます。放棄は元の契約とは別に、日付入りの書面で残すと後の争いを防げます。

協会が個人にお金を貸すことはできるか

利息を取って継続的に貸すのは銀行業務です。Code monétaire et financier(通貨金融法典)は、Adieのように認可を受けた一部の協会のマイクロクレジットに例外を設けています。仕組みは伴走型マイクロクレジットのページで紹介しています。

募金、協会債、参加型融資という選択肢

大きな資金が必要なら、寄付の募集、協会債の発行、AMF認可のプラットフォームの利用が考えられます。募金は融資と違って債務を生みません。規則は個人間のオンライン募金のページをご覧ください。

返済が滞ったときの役員の責任

原則として、協会の債務は協会の財産だけで弁済します。ただし会長が権限なく署名したり過失を犯したりすれば、個人の責任を問われることがあります。役員の個人保証は自分の財産を差し出すものなので、内容を理解して署名しましょう。

協会あてに届く偽の資金援助の話

民間の助成金や無利息融資を約束し、クーポンや暗号資産で手数料を払わせるメッセージが協会に届きます。こうした勧誘はFacebookやLinkedInで広がっており、SNSでの融資詐欺と同じ手口です。

ボランティアが頼れる相談窓口

協会活動支援センター、市の協会会館、政府の公式協会サイトが、ボランティアに無料で情報を提供しています。金額が大きい場合や協会の事務所に抵当を設定する場合は、署名の前に公証人や公認会計士に意見を求めるほうが安心です。

個人から協会が資金を借りる手順

  1. 定款で協会を代表できる機関を確認し、その機関を招集して借入について審議します。
  2. 貸し手、金額、期間、利率を記した議事録に決定を残します。
  3. 会長が代表する協会名義で契約書に署名し、返済予定表を添付します。
  4. 資金は個人口座ではなく、協会の銀行口座への振込で受け取ります。
  5. 5 000 eurosを超える場合は申告し、総会に示す会計に記録します。
  6. 予定表どおり振込で返済するか、債権放棄を書面で整えます。

協会の借入にかかる費用と税務上の影響

項目適用されるルール目安
利率自由だが書面で定め、非営利運営を損なわない低い水準に多くは無利息
貸し手による債権放棄寄付として扱い、公益協会なら領収書を発行現行基準による税額控除
参加型融資のプラットフォームAMFの認可、集めた額に対する手数料運営会社により異なる、目安
協会事務所への抵当設定公正証書が必須法定の公証人報酬
前払い手数料型の偽の資金援助詐欺師に渡ったお金取り戻せることはまれ

協会の借入でそろえる書類

お金を借りる協会がよくする失敗

1901年法協会への融資に関する疑問

会員が自分の協会にお金を貸してもよいですか?

はい。定款で定められた機関が借入を承認し、協会名義の書面契約を結べば可能です。資金は協会の口座を通し、返済状況は会計担当者が会員に示す会計の中で管理します。

貸し手は融資を寄付に切り替えられますか?

はい、返済を受けないことを書面で表明すれば可能です。協会が公益性を持ち、税額控除用の領収書を発行できる団体であれば、この放棄は控除の対象になります。対象かどうかは税務署に確認しておくと安全です。

協会が返済できないとき、役員が代わりに払うのですか?

通常は払いません。債務は法人に属します。ただし経営上の過失、権限のない契約、個人保証がある場合は責任を負うことがあります。解散の局面では、弁護士に状況を見てもらうとよいでしょう。

協会がネットで見知らぬ人に融資を頼んでもよいですか?

一般の人から返済を前提とした資金を集めるのは規制対象のクラウドファンディングで、AMF認可のプラットフォームを通す必要があります。見知らぬ人が個人メッセージで手数料と引き換えに資金を約束する話は、ほぼ例外なく詐欺です。

役に立つ公式情報源