タヒチ北東岸のマヒナでは、パシフィック・フラン建ての借用書、銀行振込、日付入りの返済表で個人間融資を安全に結びます。前払いを求めるネット上の申し出は、どれもきっぱり断ってください。
ポワント・ヴィーナスのコミューン、マヒナ
マヒナには約1万4千人が暮らし、マタヴァイ湾の海岸沿い、ポワント・ヴィーナス、オロファラのような高台の地区に分かれて住んでいます。多くの働き手がここに住みながら、20キロほど離れたパペーテに通勤しています。
毎日の通勤と車の必要性
環状道路の渋滞のため、首都へ通うには車かスクーターが欠かせません。中古車の購入は身内からお金を借りる理由として特に多く、たいてい数十万フランの規模になります。
家族の土地での工事資金
家族のfare(伝統的な家)を広げたり、雨季の後に屋根を直したりすることも、私的な貸し借りのよくある理由です。工事のための個人間融資のページでは、見積もりを取り、資金を段階的に渡すよう勧めています。
マヒナでの貸し借りはすべてXPFの書面で
借用書には、パシフィック・フランでの金額を数字と文字の両方で書き、渡した日付と返済表を添えます。フランス領ポリネシアに適用される民法のもとでは、この書面が後で意見が食い違ったときの主な証拠になります。
共有の土地と貸し手の慎重さ
タヒチの他の地域と同じく、マヒナにも相続人どうしで共有したままの土地が多くあります。他の共有者の書面による同意なしに、共有の区画での建築資金を貸すと争いに巻き込まれるおそれがあり、公証人が取引を安全にしてくれます。
Facebookグループに流れる詐欺
偽の貸し手は、タヒチの売買掲示板グループに盗んだ写真やでっち上げの体験談を添えて申し出を投稿します。SNSでの融資詐欺の解説で、すぐに離れるべきサインを確認してください。
DICPがマヒナの住民に説明できること
マヒナの住民はフランス領ポリネシアの税法に従います。利息を受け取る前に、貸し手は税・公課局(DICP)に問い合わせ、その収入について申告の義務があるかどうかを確かめておきます。
取り決めた金利と高利の上限
同じfēti'i(親族)の間では、無利子の貸し借りが当たり前です。金利を決めるならはっきり書き込み、ポリネシアで適用される高利上限を超えていないか、IEOMや法律の専門家に確認してください。
マヒナから被害届を出す
偽の貸し手の被害者は、まず銀行に連絡して支払いを止められないか試し、マヒナを管轄する憲兵隊か都市圏の警察署に被害届を出します。PHAROSへのオンライン通報で手続きを補います。
北岸から受ける法律の助言
公証人や弁護士は主にパペーテで仕事をしています。大きな金額の契約書、とくに建築資金に使う場合や返済が何年にもわたる場合は、確認してもらうための予約を入れておきましょう。
マヒナ、ピラエ、そしてタヒチのほかの地域
マヒナと首都の間にあるピラエは、より都会的なコミューンです。ピラエの個人間融資の解説と、領域全体のルールをまとめたポリネシアの私的な融資ガイドも参考にしてください。
マヒナで家族の平和を守る
いとこどうしの返済の遅れが、地域全体の人間関係をこじらせることがあります。署名のときから失業した場合の扱いを決めておき、裁判の前に年長者や専門家による仲裁を優先しましょう。
マヒナでおすすめの進め方
- 車や工事の計画を、日付入りの見積もりや広告をもとに正確に見積もる。
- 貸し手と直接会って身元を確かめ、メッセージアプリでしか連絡しない仲介者は断る。
- 金額、期間、金利、失業時の取り決めを入れたXPF建ての借用書を作る。
- 共有の土地での建築資金なら、ほかの相続人から書面の同意を得る。
- 領収書のない現金ではなく、振込か請求書に基づく職人への直接払いで渡す。
- 受け取る利息に申告が必要かDICPに尋ね、返済ごとの記録を保管する。
マヒナでの私的な融資の費用
| 費用の種類 | 目安 | 補足 |
|---|---|---|
| 身内どうしの利息 | 自由、多くは無利子 | 高利上限で制限 |
| パペーテでの公正証書 | XPFで定められた報酬 | 建築に役立つ |
| パペーテへの交通費 | 少額だが考慮が必要 | 予約をまとめる |
| 利息への課税 | ポリネシアの税法による | DICPで確認 |
| 詐欺師に払った手数料 | 全額を失う | 実際には返金されない |
マヒナで用意する書類
- 署名する各人の身分証
- マヒナの住所証明
- 工事の見積もりまたは車の広告
- 土地が共有なら共有者の書面による同意
- 署名済みの借用書
- 口座情報と振込の証明
マヒナの借り手への警告サイン
- 熱烈な体験談は並んでいるのに、タヒチで確かめられる住所が一つもないFacebookのプロフィールの貸し手を信じること。
- 無条件で保証されるという融資のために、国際送金で書類作成費を払うこと。
- ほかの相続人にも公証人にも相談せず、共有の土地での建築資金を出すこと。
- 署名した見積もりもないまま、工事が始まる前に職人へ全額を渡すこと。
- 借用書に返済の終了日を書き忘れ、後で請求するときの力を弱めてしまうこと。
マヒナでよく寄せられる質問
マヒナで車を買うために身内から借りてもいいですか?
はい。金額、期間、対象の車を書いた借用書を作り、売り手に直接振り込んでください。資金の使い道を証明できるよう、車両登録証と譲渡証書を保管しておきます。
家族の土地に家を建てるためにお金を貸すのは危険ですか?
区画が共有のままなら危険があります。ほかの相続人が建築やその後の分割に異議を唱えるかもしれません。公証人に入ってもらえば、土地の状況を確認し、貸し手を守る証書を作ってもらえます。
Facebookで見た偽の融資の申し出はどこに通報しますか?
投稿をプラットフォームに報告し、違法コンテンツの公式通報窓口であるPHAROSにも届け出てください。すでに支払ってしまったなら、保管している証拠をすべて持って憲兵隊か警察に被害届を出します。
いとこどうしの無利子の貸し借りに税金の問題はありますか?
無利子の貸し付けでは、貸し手に課税対象の利息は生じません。金額が大きい場合は、申告が必要かどうかDICPに尋ね、貸し付けと贈与をはっきり区別できる書面を残しておくのが安心です。
